さざ波のように寄せて消え、 あるいは沸き立つあぶくのような

この街には、死が闊歩している。 殺人事件のカタログか何かのように、 様々な手段をもって人が殺される事件 ――通称『図録型連続殺人事件』が名付けられる、少し前。 死を思い出したかのような街で、 あなた達は出会った。

探索者は何かしらの理由で大金を求めている。それもできるだけ早く。 そんな時知り合いから「いい仕事を紹介してくれる人がいる」と言われ都内『S区』にあるビルへと向かう事になる。 そこには自分の他にもう一人。仕事を求めやってきたらしい人物(もう一人の探索者)の姿があった。

貴方はショコラティエである。 そして貴方の隣でステッキを片手につまみ食いをするのは、相棒の魔法使いだ。 都会から離れた森の奥、貴方達は二人、不思議なショコラトリーを営んでいる。 ある日、貴方達の元にチョコレートの祭典 「ミラク・ドゥ・ショコラ」への招待状が届く。 貴方達はその祭典に向け、準備を進めることとなる。

――異常現象及び怪異生物対策本部秘密捜査隊、頭文字を取ってSIU 東京を脅かす怪異に立ち向かうその部署に所属することとなった君達。 『ラヴクラフトの手記』という、奇々怪々を書き連ねたその手記を手掛かりに君達は日の当たらぬ影で人々を守るために命を賭して働くこととなる。 H.P.ラヴクラフトの手記が指し示す先に、果たして君達を待ち受けるものとは。

「こいつは俺のカバンじゃねえーーッ！！」 あなたの手元には、『携帯電話』と『取り違えたカバン』
カバンの中にはとにかく大事なものが入ってたんだ！
友人の力を借りて、自分のカバンを取り返せ！ 行方不明の大学教授、頻発する地震、ダム建設に反対する人々。 全ての答えは、やがて一つの真実に繋がる。 こんなことに巻き込まれるなんて思ってなかった。 ただ私は、僕は、俺は。 カバンを返して欲しいだけ。

ここは時を与えられる町。 この町に呼ばれた人たちは、特別に時を与えられるといいます。 けれども、時間泥棒に気をつけて。 さもなければ、あなた達は帰ることができなくなってしまうでしょう。

夢の叶う国で様々なお仕事体験という名のコスプレをするシナリオ コスプレで珍道中したい方にオススメ！

今日も今日とて 相棒 の様子がおかしい！ 警察官 ✕ 日本刀

あたり一面は、燃えるような彼岸花が咲いていた―― 10月上旬、探索者二名が京都へ観光に行くシナリオ

三分一 真実から会合の連絡が入り、奇奇怪怪同好会事務所に集まった探索者。 事務所は都内のビルの3階で何不自由ない普通のＴＨＥ事務所といった感じの空間。 集まったのは現在いるメンバーだけのようだ。 確かにメッセージの最後に「可能であればご参加ください」と締めくくられていたが、このような少人数しか集まらないものだろうか…

九十九一（つくもいち）マンションのエレベーターに存在する『九』のボタン。 それを二度押し、『閉』が置かれていたであろう場所を押す。 すると――エレベーターは彼の世、異界へと繋がるらしい。 これは、数奇な運命と出逢いの入口だ。

あなたたちは田舎の村に住まう幼馴染だ。 10年以上の付き合いで小さい頃から仲良しだった。 そんなある日の夜 ――――もう一人の幼馴染が失踪した。 彼は今どこにいるのだろうか？ 寂しさを覚えながらも三人は共に日々を過ごしていることだろう。 「くらい　くらい　あの夜に、あの子を迎えに行こう」

2XXX年、第三次世界大戦は各国の共倒れという形で終結した。 荒廃と衰退しか生まぬ散々たる結末に世界は憤怒し、この戦争の責任を主要国の4人に押し付けた。 ＿＿それが貴方たち探索者だ。

あなたたちは大切な人と、リニューアルオープンした佐倉宇宙観測センターを訪れていた。 気になる展示に近寄ろうとしたその時――――。 ―――――――――――――― ―――――――――― ――――― 気づけばそこは、知らない部屋だった。

『あなたはたしかににんげんなのか』 目覚めたのは夏の夕暮れ。 記憶を無くし、どうしてか夏の夕暮れの中に佇んでいた探索者。 一体どうしてここにいるのか、何故彼らと一緒なのか。 それを求めて、夕暮れの中を歩いていくことになる。

つないだ手が離れなくなっちゃったふたりが軟禁状態からワチャワチャする愉快なシナリオ。 人が死んだり血が出たりします。

脱走者発見、現在、建物内先行中 　　　至急捕獲する事を命ずる、繰り返す 脱走者発見、現在、建物内先行中 　　　至急捕獲する事を命ずる、繰り返す 全く、随分と派手に捜索しているものだ こちらが見つかるか、出し抜くか…どちらが先だろうか …おいおい、何弱気な事を言っているんだ、 お前とならどんな修羅場だって乗り越えられる 俺はいつだって、そう信じているさ ……あぁ、そうだな、いざとなりゃ切り捨てる事も考える だって俺達はそんな関係だ、そうだろ？ さあ、行くぞ。マイハニー

「──申告、Aは……であった」 「──提示、Aはその時……」 「──公言、Aは……を語った」

2030年、アメリカ。君たちは新しくチームを組む「アルカナ」のメンバーとして、顔合わせの為に訪れていた。 みな年端もいかない子供であるが、君たちには果たすべき義務があり、生きるべき理由がある。 ＿＿しかし、その場に集まった子供は3人ではなく4人であった。

中世ヨーロッパで盛んに行われていた「魔女狩り」。 魔女とされた人間はほとんどが無実であろうと処刑された。シナリオの舞台は16世紀イングランド。探索者達がいるこの土地で魔女の粛清が始まる。

全国でここ数日間話題になっている「女子高生脳下肢欠損殺人事件」が、貴方に馴染みのある町で起こった。 容疑者は証拠品のDNAの一致や犯行現場での目撃情報から既に捕まっている。 小さな町で起きた殺人事件がここまで世間を騒がせている理由は、犯人の異常な趣味嗜好であった。 ＿＿＿犯人は、生きたままの女子高生の頭蓋に穴を開け脳味噌を啜り、両脚を切断し食べたという。 そして当日。 オカルト好きか、野次馬か、はたまた殺された被害者の友人か……理由はどうあれ、あなたは犯行現場の一軒家にやってきます。 この家は、　何か、　おかしい。

とある温泉つき旅館に二泊三日で泊まっていた探索者達。 　楽しくまずは一泊した後、前日の約束通り朝にHO1の部屋に集まると、HO1は怪物になっていたし、全員の様子がおかしかった。

探索者たちは同居を考えている（ルームシェア、同棲、結婚等、理由は何でもいい）。インターネットで賃貸情報サイトを見ていると、ある物件が目に止まる。その部屋は『オジギ荘』という小規模マンションの一階にあった。2022年9月、探索者たちは二人連れだって内見に行くことにしたが……

派手に暴れすぎた。 翌日のニュースを賑わせていたのは爆発する施設の映像と、監視カメラに映るあなたたちの後ろ姿。 ほとぼりが冷めるまで、メディアや世間への情報操作が有効になるまでは48時間ほど。 それまではおとなしくしている必要があるだろう。

目が覚めると、土臭い床に横たわっていた。 見覚えのない場所、不自然に途切れる記憶、犯人グループの会話。あなた達は恐ろしい異常者集団に誘拐されてしまったのだ！ このままでは殺されてしまうに違いない。絶体絶命の状況と言って差し支えないだろう。この現状はまるで、絶望的なホラー映画の展開のようだった。 たった一つ、「拐われた被害者に殺人鬼が紛れ込んでいた」というアクシデントを除いては。 継続探索者で遊べる、殺人鬼によるご愉快クラシックです。

とある田舎町で殺人事件が起る。 死体は殺害後貪られ無残な姿で発見された、現場状況から人々は「食屍鬼事件」と呼んだ。 事件の解決は難航し、町は封鎖されで数日がたっていた。 この町には物好きが贔屓にする葬儀屋があった、どんな訳ありの遺体にも死化粧を施し最後を飾る事ができる葬儀屋が。 物語はその葬儀屋に不死身の死体が運び込まれたところから始まる。

10月31日。 大人も子供も、甘い獲物を求めて奇怪な仮装を纏う日だ。 そんな日に、PCたちは街のフリーマーケットへと出掛ける。 古着から手作りのアクセサリー、骨董品などあらゆるものが出品される店の中、PCたちはある露店を訪れて──

三分一 真実から会合の連絡が入り、奇奇怪怪同好会事務所に集まった探索者。 事務所は都内のビルの3階で何不自由ない普通のＴＨＥ事務所といった感じの空間。 集まったのは現在いるメンバーだけのようだ。 確かにメッセージの最後に「可能であればご参加ください」と締めくくられていたが、このような少人数しか集まらないものだろうか…

景観に恵まれた小さな村は、奇妙な地名と珍しい自然現象の裏に 「何か」を隠している―――――

秩父レイクサイドホテルでは定期的に、宿泊者を対象とした体験型脱出ゲーム『ホテル・パリアッチ殺人事件』が開催されている。 物語の登場人物を演じながら謎を解き、ホテルからの脱出を目指すというものだ。 この体験型脱出ゲームには、とある噂があった。 新月の日に『ホテル・パリアッチ殺人事件』に参加してはならない。 その夜、殺人事件は現実になる。 謎多き噂は人々を魅了する。探索者達も、その噂に惹かれて秩父レイクサイドホテルへとやってきた。 暗い空の下、その舞台は幕を開ける。

あなた達は犯罪者だ。 そして同じ組織に属する仲間だ。 組織にはいくつかの決め事がある。 一つ、過去をなるべく詮索しない。 一つ、極力表の顔では接触を避ける。 一つ、依頼は出来るだけ請ける事。 一つ、仲間割れと裏切りは絶対に許されない。 ある日のこと。 ホテルの一室、彼はこう言った。 「消したいやつらがいるんだ」 写真を指差し見せて『幽霊』は笑う。

PC は扉の無い書斎の安楽椅子で目を覚ます。 ここはどこだろう。どうしてここにいるのだろうか？どうしたらここから出られるのだろうか？

『反逆せよ、逆襲せよ、ぶち壊せ！』 目が覚めるとそこは無機質な部屋。 いるのは隣の彼と床に転がる大量の武器。 アナウンスはあなたたちに告げる 「そこで殺し合え」と、 まさか、そんなの冗談じゃない！ 手を取り合い、共に全てぶち壊してみせろ。

あなたたちの【チーム】に、一つの事件調査依頼が舞い込む。 その事件は、あなたたちの「縁」となる。 ――それは、過去の因縁か ――それは、拭い去れない罪だったか ――それは、いつから連なっていたのか ――それは、まるで雁字搦めの鎖のようだとは思わないか それを、「罪」と呼ぶかは、誰が決めることでもないのだろう。

まぶたをひらくと、星の上に立っていた。 くらやみの空がねむっている。星がまたたいている。 「きみを月まで案内しよう」 「その間、星でも喰べているといい」 あなたたちは案内人を名乗る子どもに連れられ、 星の道をたどり、星を喰む。 それはとある軌跡の星。これは、きみたちの物語。

探索者たちは”体験宿泊”という名目で、リゾート地として開発が進んでいる 神敷島(かんじきとう)へ三泊四日の旅行に出かけることとなる。 観光を楽しむ探索者たちだったが、1日目の夜から奇怪な悪夢を見始める。 それは友人或いは恋人を”食す夢”であり、友人或いは恋人に”食される夢”だ。 その悪夢はやがて、探索者の現実をじわじわと侵食し始める。

―――ここにはロッカーがある。 ここにはロッカーしかない――――

あなたは配信者だ。最近再生数が伸び悩んでおり、打開策を模索している。 そんなある日、友人である■■に呼び出された。 教えられたのは「名犬村」の噂。現代日本とは思えないような風習をもつ村があるというのだ。 「詳しくは知らないけど、カメラ持って潜入してみれば？面白そうじゃん」 あなたはその言葉をきっかけに、名犬村を訪れることになる。

あなた達は山奥の閉鎖された村に住む、 成人前の子供たちだ。 人口百人程度のこの村で、 あなた達は外の世界を知らず生きている。 この村では火を司る「神」を信仰しており、 数百年前から村人はこの神を鎮め続けていた。 とある見知らぬ人物―― 村の外からの客が訪れるまでは。

今から半年前、両親が亡くなった。 やさしい両親だった。 両親が死んで身辺整理や様々なことで忙しい日々を送っている。 ふと―――懐かしくなって、どちらが言い出したのかは忘れたが昔住んでいた街に向かうことになる。 思い出語りをしながらかつての故郷へと車を走らせた。 君と二人で、どこまでもいこう。

ダ・ヤーは、1999年に結成されたロックバンドだ。インディーズ時代に発表したセカンドアルバムがオリコンチャート15位にランクインしたことで世間の注目を浴び、2005年にメジャーデビューを果たした。オーソドックスなロックバンドスタイルを踏襲しながらも、歌詞に込められた独自の世界観が若い世代の支持を集める。しかし、メジャーデビューから最初のアルバムとなる『アルファとオメガ』の世界観が難解極まる内容であり、チャートでも最高225位という結果に終わった。 世間からダ・ヤーの名も忘れ去られかけた2007年の春、バンドの創設者でありボーカルの小芝義行が、当時交際していた女性と無理心中を図り自殺。そのままダ・ヤーは空中分解する。 彼らのアルバムは、現在も中古CDショップなどで容易に入手できるのだが、ファンの間で幻の一枚と呼ばれるものが存在した。それは彼らがインディーズ時代に、地元のライブハウスで手売りをしていた、全３曲入りの『叫び』というミニ・アルバムだ。 探索者たちはファンコミュニティ上の友人から「あの『叫び』が、とあるCDショップの倉庫で見つかった。店長に無理を言って譲ってもらったんだが、ぜひ聴きに来ないか？」という誘いを受けたのだが――。

「それらは人から伝う呪いである」 探索者は民俗学ゼミに所属する大学生である。大学院の先輩のフィールドワークに同行し、この夏、羽里(はねさと)村へ行くこととなった。夏のレポートはこれで済ませるつもりだ。 カメラとボイスレコーダーは持った。電車を乗り継ぎバスに揺られ山を歩く。 ざわざわ、みーんみん。 夏の山の中にぽつんと存在するこの村を先輩と二人で調査しよう。

この夢は安息であり、恐怖であり、希望だ。 黒いあぶくに散っていった夢想は、悍ましい胎の中で終わりを追い求めている。

福島県二本松市に存在する安達太良山。 その山には鬼婆という人喰いの鬼が住んでいた。 探索者はそれぞれの目的をもって雪山へと入るのであった。 職業によって異なる五つの導入、情報。 探索者は何のために安達太良山へと足を踏み入れるのか。

あなたは普段通り、自室で目を覚ます。 見慣れた天井、カーテンの隙間から薄く差し込む朝の光。 普段通りでないのは―――二日酔じみたひどい不調と、携帯端末に保存された、撮った覚えのない写真。 いつ、どこでこんなものを？

あなた達は田舎町“妖怪町”に住んでいる。 あなた達は“萬探偵事務所”に属している。 これは美しい桜が咲き誇る春の出来事。 …………いつも通り、大した依頼はこない。 しかし、ある日一件の依頼があなた達の元に来るのだった…！ 今日も何処かで誰かと誰かが約束を交わす。 「指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲ます、指切った。」

国の救世主ジャンヌ・ダルクはこの世を去った。 時は混乱渦巻く中世ヨーロッパ、舞台はフランス 街では殺人鬼が出現し、病が蔓延していた。 殺人鬼を探し出し平穏を取り戻せるのはあなた方しかいない。

賽子様、賽子様、おいで下さい 『あなた達はとある高校に通う生徒だ。 その高校には「賽子様」と呼ばれる占いがある。 ある日、遅くまで学校に残っていたあなた達は、 偶然、賽子様占いをする生徒を目撃してしまう。 すると突然、脳裏に賽子の振られる音が聞こえはじめ…』

悪霊騒動で有名なあの家が「悪党」に乗っ取られちゃった!?

今日も私は境界を踏む 昼と夜のあいだ 死と生のあいだ 人と霊の会いだ 男と女の哀だ 神と人の愛だ 天国と地獄の…その境界を超えて 双子 祝詞 宇宙 魂 ここは綸紡、生／性の辺獄

――「愛される君へ。」 ​ようこそ。 ​ここは、「肖像画」たちが人間の様に過ごす、とある奥地のお屋敷です。 人の気持ちを疑似的に体験することで、 どういった美術品が望まれるのかを知ったり、より豊かな表現を学んだりするための場所。 ​あなたたちは、今を生きる「肖像画」です。 「肖像画」として生まれたからには、いつか博物館に飾られなくてはなりません。 そのために外からやってきたひとりは、中で生まれ育ったひとりと出会います。 ​ これは、そうやってふたりになった、探索者たちのお話。

これは、はぐれ者たちが訪れた、とある国の物語。 「龍を怪物にしないで」 探索者たちは怪異による後遺症などの影響から居場所を追われた放浪者の共同体「エトランゼ」に所属している。 共に行動している複数名のグループは「クインシ」と呼ばれ、探索者たちは同じクインシに所属する仲間だ。

――死んでも、その言葉は残り続ける。 貴方達は殺す対象に遺書を書かせ、その遺書をあるべき場所に届ける「遺書屋」と呼ばれている一風変わった殺人鬼だ。

突如、何者かに誘拐された探索者。 次に目を覚ますと、誘拐犯は天井に埋まって死んでいた。 探索者は謎を解き明かし、生き延びることができるだろうか。

探索者たちそれぞれの身内の少女は、ガールスカウトの活動として合宿に行っていた。 その最終日、探索者たちは彼女らを迎えに行くことになっていた。 その行き先は、ペティグリューマンション。 現在は公共の宿泊施設となっているが、その昔、大富豪が遺産を隠したと言われている屋敷だった。 探索者が少女たちを迎えに行くと、その屋敷は不自然に静まり返っていた。

さあ、今日から2連休！ この2連休は繁華街に出かける用事がある探索者は、支度をして家を出た。 歩き慣れた道を歩いているとーーー